慢性的に背中の疲労感が取れない。
34歳男性 会社員の方からの質問です。
慢性的に背中の疲労感が取れない。
基本的には座り仕事をしていて、自分でも「姿勢が悪いな」と思う場面があります。
日ストレッチするなど工夫していますがなかなか改善せず。
もしかしてそういった姿勢の悪さから身体が歪んでしまっていることが原因なのか聞きたい。
【回答】
慢性的に背中の疲労感が取れないのは辛いですね。
姿勢の悪さから身体が歪んでしまっていることが原因になるかどうかについての
ご質問ですが、大いに関係があると思います。
ところで、ご自分でも「姿勢が悪いな」と思うのはどんな姿勢でしょうか?
座り仕事中心の方によく見られる歪みをつくる「悪い姿勢」の例をいくつか列挙してみます。
①パソコンの画面が低すぎると目を近づけ覗き込むため、背中が丸まり、
顎が前に突き出る姿勢になります。
②キーボードや帳簿の位置が遠い。肘や手首をいつも特定の方向に曲げている。
肘の位置が体側より前方だと巻き肩の原因となります。
③机の位置が高すぎたり、低すぎたり、身体を斜めにして使うことも悪い姿勢を助長します。
④椅子の背もたれに長時間もたれかかると骨盤が後方に傾きます。
⑤長時間足を組むと骨盤の仙腸関節の後方が伸ばされて、腰痛を引き起こす原因となります。
この外にもあるようですが、いずれも長時間同一姿勢を保持することにより
筋肉や関節が固くなります。
そして、関節の靭帯が固くなって固着しているようなことが起きている場合は、
ストレッチを毎日やっても改善しません。
検査で固着部位を特定し、施術でリセットすれば筋肉への抑制が取れ気持ちよく
ストレッチすることができるようになります。
更に、慢性疲労の場合は、自律神経や内臓の働きも関係している場合も考えられるので
是非一度ご来院をご検討下さい。