IT関連の仕事についている人がなりやすい症状はなんですか?

IT関連の仕事についている人がなりやすい症状はなんですか?

当院は、福岡市の天神、博多駅と言った九州最大のビジネス街に近い
「中洲川端駅」・「呉服町駅」が最寄りのためIT関連にお勤め
している方も多く来院しています。

また、毎月一度、天神にあるIT企業を訪問し社員の方の施術を
行っています。

こちらの会社では自分専用のパソコンを机に2台置いている方が多く、
一日中座ってお仕事をされています。

そのような職場の社員に一番多い症状は、

1.「首や肩の凝り」でなんと9割近く(89%)
の方が訴えています。

次に多いのが

2.「腰痛」(67%)です。

また、

3.「背中」、「肩甲骨まわり」、「猫背」等の「姿勢」
に関連するお悩みの方が(22%)いらっしゃいました。


●座業の多い方は長時間同一姿勢保持に注意

筋肉が硬くなる原因の一つにA「長時間同一姿勢保持」
と言うのがあります。

その他にも、運動や交通事故等で不自然な体勢となり
B「筋肉が無理に力を発揮させられた(した)場合」や
日常的な作業などで、C「限界を超えて作業を反復した場合」に
「筋肉が硬くなる」事が知られています。

どのような原因でも筋肉が硬くなると、
周囲の毛細血管が圧迫され血流が低下します。

血流が低下が慢性化すると、 細胞は酸素不足となり
痛みを感じさせる発痛物質を出して何とか脳に知らせようとします。

また、周辺の細胞の機能を低下させる抑制信号を出すようになる
ため、その抑制信号が筋膜等などに伝わり、
別の場所にある筋肉の機能を弱化させます。

これが長く続くことにより、首や肩の凝り・腰痛等、
多くの慢性の症状の原因となっています。

特に事務所で机に向かっておられるお仕事に共通しているのは、
A「長時間同一姿勢保持」が原因になっている事が多いということです。


⚫️その対策は?

長時間同一姿勢保持を防ぐには、小まめに休憩を取るのが良いのですが、お仕事の関係でそうもいかないと言う方にオススメなのが、
短時間でも行えるエクササイズ「背伸び」と「アゴ引き」です。

できれば、タイマーで30分~1時間毎に行えるようにします。

まず、
1.「背伸び」は、両手を挙げ、胸を張り、
肩甲骨を引き寄せながら両手を後ろ上方に伸ばします。

一回5~6秒ですが、できれば2~3回行ってみましょう。

2.次は、「アゴ引き」です。

顔面を垂直に保ちアゴを後方に引きます。

全力で7秒間頭の位置を胴体の真上にもどすようにします。

こうすることで、首の前面の筋肉を収縮すると同時に、
拮抗筋となる首から胸の後ろ側の筋肉を緩めやすくなります。

背もたれに寄りかからず、上体を斜め後ろに傾け、
腹筋も緊張させながら行うと、腰の緊張も緩和します。

どちらのエクササイズもわずか数十秒から1~2分程度ですので、
是非、お試しください。


⚫️有効な施術とは?

簡単なエクササイズだけでは、長引く肩の不快なお悩みが解消
されそうもないときは、当院の施術をオススメします。

当院の施術は、硬くなった肩の筋肉を緩めるだけでなく、
その周辺や繋がりを持った筋膜などのラインを予め検査で絞り込み
「筋肉を硬くする抑制信号を出している組織・細胞」を探して
施術をします。

肩こりの場合は、首または、胸の靭帯が部分的に固着
(フィクセーション)し、抑制信号を出しています。

抑制信号を出す組織・細胞は、局所的に循環障害を起こし
硬くなっている筋肉、靭帯、内臓など、首だけでなく多岐に渡ります。

一般的に酸欠状態になった細胞が抑制信号を出すようになると、
「痛み」を感じさせる「発痛物質」を出すようになります。

「発痛物質」の多くは、じっとしていると気付かずに、
押したり動かした時に痛みを感じたりします。

また、周辺の組織的に機能低下していても、
細胞レベルで破壊されていない状況であるならば、
この場合は細胞内から血液中に漏れ出す酵素等が無いため
血液検査では正常となります。

しかし、血液検査で正常であっても痛みや違和感がずっと
続くことがあります。

このような場合は痛みや違和感のある場所だけでなく、
抑制信号を出す隠れている原因箇所も同時に神経学的検査
で見つけ出し施術する必要があります。

当院は、全身の筋肉を伸ばす検査と収縮させた時の反応を
見る検査を初回に行います。

初回に全身の筋肉の機能を検査して施術するので、
肩こりから派生する様々や問題点やその構造を知ること
ができるので、見落としが少なく有効な施術に繋がっています。

 

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