39歳男性　会社員の方からの質問

現在、首の右側に痛みを感じています。
顔は右45度ぐらいまでしか動かすことができず、上を向いた時も同じぐらいの痛みがあります。
また、左下を向いた時は右の首筋に張りを感じます。
寝違えただけかと思っていましたが、約1週間程経ちますが症状が改善されません。
とりあえず以前別の治療で処方された湿布を貼って様子を見ています。
なんとなく、原因不明でダラダラと通院させられるイメージがあるので、通院する事をためらっています。通院するべきでしょうか。

回答

寝違えが１週間以上改善されないのは辛いですね。
首の筋肉が不用意に強く引っ張られたりすることで異常緊張を引き起こし、筋肉が短縮したままとなり「寝違え」の症状を引き起こすことがあります。

筋肉が元の状態に戻れば、筋肉の長さも元に戻るため症状はおさまるはずです。

このようなときは、マッサージや電気治療、湿布などを併用して数日で症状は軽くなっていきます。

しかし、症状が取れていないのであれば、関節にあるじん帯が一時的に伸ばされ、軽い脱臼（フィクセーション・またはサブラクセーション）のような状態になっていることも考えられます。

このように関節の機能障害があると、長期にわたり周囲の組織に抑制信号を出すことになり、抑制信号が伝わった筋肉や血管等を収縮させ、痛みを感じさせる物質を生成します。
これが長期間続くと慢性痛ということになります。

カイロプラクティックでは、筋肉の神経学的検査を行い、フィクセーションを起こしている場所を特定し、チャレンジという手法で関節の整復を試みることができます。

これらの手法は、一般的にはカイロプラクターが使う手技なので整形外科や整骨院では行われてはいません。

カイロプラクティックの検査と手技をしている整体院やカイロプラクティックの看板を掲げておられる先生を訪ねてみることをお勧めいたします。